奨学金の申請理由がなかなか思いつかず、とりあえず「親に負担をかけたくない」という気持ちを上手く書ければいいやと思っていませんか?
結論から言うと、『親に負担をかけたくない』という申請理由は絶対にNGです。
他のサイトではおすすめしているところもありますが、審査員がこの文章を見ても1点も加点できる要素がなく採用確率が大きく低下します
本記事では、奨学金申請理由に『親に負担をかけたくない』がNGと断言する理由と、おすすめの書き換え方法を解説します。
ここで紹介するのは、地方大学に通っていた平凡学生の私が、学部・修士・博士課程全てにおいて給付型奨学金を勝ち取った、多くの大学生/大学院生に適用できるノウハウです。
本記事を読むことで、あなたの申請理由書のクオリティがアップし、奨学金採用確率を高めることができますよ。
奨学金申請理由で「親に負担をかけたくない」がNGな理由

奨学金の申請理由で『親に負担をかけたくない』がNGな理由は以下の5点です。
【世帯年収】財団側は両親含めた世帯全体の家計状況で判断するから

奨学金申請理由で『親に負担をかけたくない』がNGな理由の1つ目は「財団側は両親含めた世帯全体の家計状況で判断するから」です。
「そんなの知ってるよ!」と思われるかもしれませんが、このポイントがまさに『親に負担をかけたくない』という申請理由が無意味である1番の理由となるのです。
基本的に財団は、世帯全体の家計状況を報告するように要求してきます。
つまり、たとえあなたが、
- 両親に迷惑をかけたくない
- 両親から大学に行ったら自分で学費を払うように言われている
- 両親と仲が悪いからお金の工面は自分でしたい
などと思っていても、財団はそのような家庭の事情は考慮しないという意思の表れということになります。
「親に負担をかけたくない」というきれいな言葉で申請理由を書いたとしても、結局最後は所得証明書などの証明書の世帯年収でドライに判断されることになるのです。
なかなか厳しいですね…
【責任者】学費支出は親の責任とみなされるから

奨学金申請理由で『親に負担をかけたくない』がNGな理由の2つ目は「学費支出は親の責任とみなされるから」です。
1つ目の理由とも関連しますが、どれだけあなたが親思いで「負担をかけたくない」と心から思っていたとしても、財団にとってはその責任は本人、あるいは親の責任だと判断することになります。
つまり、あなたが親に学費を出してもらいたくないから奨学金がほしいと思っても、外から見たらそれを放置する親の責任放棄(社会的弱者とは言えない)と考え、決して高く評価点をくれることはないということですね
財団から見ると、
本人≧両親>親戚>国>奨学金財団
の順で、学費の支払いを工面する責任があると考えます。
この関係をしっかりと頭に入れておかないと、申請書や面接で低く評価されかねませんので気をつけましょう。
【文字数】この”11文字”自体はあなた自身のアピールにならないから

奨学金申請理由で『親に負担をかけたくない』がNGな理由の3つ目は「この”11文字”自体はあなた自身のアピールにならないから」です。
この『親に負担をかけたくない』という11文字は財団にとっては少しも魅力的に映らず、何のアピールにもなりません。
理由①や理由②で説明したように、経済的困難さの説明にもなりませんし、あなた自身のスキルや夢、勉学に取り組みたい想いなどのアピールにもならないのです。
「優しい人物なんだなあ」くらいには思われるかもしれませんが、それで高評価をもらえることは決してありませんので注意しましょう
【比較】親や親戚にも頼れない苦学生は他にもたくさんいるから

奨学金申請理由で『親に負担をかけたくない』がNGな理由の4つ目は「親や親戚にも頼れない苦学生は他にもたくさんいるから」です。
2つ目の理由にも記載しましたが、財団側は、
本人≧両親>親戚>国>奨学金財団
の順で、学費の支払いを工面する責任があると考えています。
実際に私の周りでも、
- 親の年収が150万円程度
- 親戚からの支援は受けられない
- 給付型奨学金は受けられない
というような状況で、本人がバイトで月に10万円以上一生懸命稼いでるような学生も多くいました。
そのような中で、『親に負担をかけたくない』という一言で評価が逆転することはない、ということは想像に難しくないでしょう。
【印象】審査員の心象を悪くする可能性すらあるから

奨学金申請理由で『親に負担をかけたくない』がNGな理由の5つ目は「審査員の心象を悪くする可能性すらあるから」です。
4つ目の理由で説明したように、本当に生きることすら厳しい中で大学に通い、なんとか学びを継続しようと奨学金に応募する人がたくさんいます。
世帯年収800万円を超えていて「親に負担をかけたくない」の一言で奨学金をもらおうとしている学生がいれば、苦学生を何人も見ている審査員は気分を悪くする可能性すらありえます。
Google検索で「奨学金 申請理由」で検索すると『親に負担をかけたくない』と書くことをオススメしているサイトが散見されますが、これはやめたほうがいいんですね…
奨学金申請書を準備する際には、審査員の心象も考えた申請書を作ることも重要なのです。
【例文】奨学金申請理由の書き方 〜親の年収/世帯年収が高い場合〜

『親に負担をかけたくない』がダメな理由はわかりましたが、じゃあ実際にどう書けばいいんですか…?
それでは、具体的な申請理由例文を見ていきましょう。
【例文】世帯年収が高い場合のテンプレート
NGな例では、大切な後半の文字数枠を使って、1人で大学に通うための費用を賄いたいことを記載しています。
きれいなストーリーにはなっていますが、奨学金申請理由で「親に負担をかけたくない」がNGな理由でお伝えしたように、このような「親に負担をかけたくない」という話は財団側には評価されません。
このような「奨学金で自立した大学生活」という内容にフォーカスした申請理由は非常に多く見てきました
Goodな例では、後半部分を経済的事情と学びへの強い意志をバランス良く伝えています。
経済的理由の伝え方にもコツがあり、未来の変化に力点をおいてアピールすると効果的です。
なぜなら、未来の理由は源泉徴収票などの証明者には表れない、だけれど財団側はしっかりと考慮すべき事情だからですね。
このように、「世帯年収がある程度高いよ」という人は、現状を冷静に振り返った上で今後出費が増える出来事がないかを探してみましょう。
それらをうまく書いた上で、あなたの夢や学びへの強い思いを伝えることができれば世帯年収の差を超えて高評価を得ることができるでしょう
奨学金申請書を個別に添削します!

ここまでで、申請理由として『親に負担をかけたくない』という理由がNGな理由とその書き換えについて詳しく見てきました。
しかし、
というような疑問や悩みが解消されないままの人もおられるのではないかと思います。
そこで、これまでに2000万円以上給付型奨学金を獲得してきたノウハウをもとに、奨学金申請書添削サービスにおいて個別に作文修正・アドバイスをおこなっています。

依頼者様の状況を詳しくヒアリングした上で、私自身が奨学金募集要項を読み込み、文章の修正やリライト、アドバイスをおこないます。
- 世帯年収の壁を突破したい!
- ゼッタイにこの奨学金を勝ち取りたい!
- GPAは低いけど、少しでも採用確率を上げたい!
このような強い希望を持っている人は、奨学金添削サービスの詳細情報を確認し、ぜひ利用を検討してみてください。
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【大学生/大学院生】給付型奨学金獲得にチャレンジしよう!

最後に、奨学金申請へのモチベーションを高めるために、今一度給付型奨学金についておさらいしておきましょう。
本ブログでは、奨学金の中でも特に「給付型奨学金」へのチャレンジを強く推奨しています。
給付型奨学金とは、審査を通過した対象学生に1年間~最短修業年限の間、一定の金額を支給する修学支援制度です。
「給付型」という名称の通り、大学卒業後も返済する必要は一切ありません。

貰える金額は奨学金を支給している財団によって様々ですが、毎月2万円~20万円程度の範囲で支給されます。
大学に通って勉強や研究をしているだけで大きな金額が安定して得られるこの制度を利用しない理由はありませんよね。
少なくとも1つ以上は自分が対象となる給付型奨学金があるはずですので、本記事も参考にしながらあなたに合った奨学金を探してみてください。
自分に合った給付型奨学金が見つかったら、採用されるコツを押さえて申請書を作成してみましょう。
- 申請タイミングを逃さない
- 成績(GPA)を可能な範囲で上げておく
- 募集要項をしっかりと読む
- 応募理由は募集要項を肉付けするだけ
- 将来どんな人間になりたいかを熱弁する
- 複数の奨学金に応募する

給付型奨学金を獲得することができれば、以下のようなメリットを受けることができます。
- 無理なバイトをしなくて済む
- 朝型習慣を手に入れられる
- 日常生活を豊かにできる
- 成績(GPA)が向上する
- 多くの金銭獲得制度に採用されやすくなる
- 就職活動で優良企業から内定をもらえる

給付型奨学金は「大学生だからこそ」利用できる金銭獲得制度の中でも最も優れた制度です。
給付型奨学金をはじめとする金銭獲得制度を上手く活用して、充実した大学生活にしましょう。
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【まとめ】ポイントを押さえた申請書で奨学金を勝ち取ろう!
本記事では、奨学金申請理由に『親に負担をかけたくない』がNGと断言する理由と、おすすめの書き換え方法をくわしく紹介してきました。
奨学金申請における「申請理由」は、所得証明書や住民票などの証明書では判断することができない経済事情をアピールするという重要な役割を果たします。
文字数も限られていますので、評価されない『親に負担をかけたくない』ではなく、より良い洗練された小論文で他者に差をつけましょう!
給付型奨学金についてさらに詳しく知りたいという人は、こちらの記事で採用されるためのコツをくわしく紹介していますので是非ご覧ください。
大学や大学院には、給付型奨学金の他にも授業料免除や奨学金返還免除など、様々な修学支援制度が充実しています。
このような大学生/大学院生だからこそ利用できる金銭獲得制度は積極的に活用していきたいですね。
● 大学生におすすめのお金の稼ぎ方【給付型奨学金が最強です】
これらの素晴らしい制度を有効活用して経済的な余裕が出てくると、勉強や研究、就職活動などにさらに集中して取り組むことができ、成果稼ぎの好循環を作ることができます。

「大学生だからこそ」利用できるサービスや制度を有効活用して、充実した大学生活にしていきましょう。
以上で、奨学金申請理由に『親に負担をかけたくない』がNGと断言する理由と、おすすめの書き換え方法の解説は終わりです。
ご不明点等有りましたら、お気軽にツイッター「@Washimaru_UNIV」までご質問ください。
お疲れ様でした!
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