給付型奨学金の制度はなんとなく聞いたことがあっても、「どうせ自分は採用されないだろう」と思って諦めてしまっていませんか?
奨学金についてアドバイスをくれる人が誰もいないのに、
「自分でどの奨学金を使えるか調べてこい」
「締め切りまでに完璧な申請書を書け」
と言われても、具体的に何から始めればよいのか、何に気をつけて申請書を書けばよいのかわからず不安になりますよね。
そのように悩んでいるあなたのために、採用される確率を上げる奨学金の選び方と申請のコツを用意しました。
ここで紹介するのは、偏差値が低い地方大学に通っていた平凡学生の私が、学部・修士・博士課程全てにおいて給付型奨学金を勝ち取った、多くの大学生/大学院生に適用できるノウハウです。
本記事を読むことで、あなたにピッタリの奨学金を選ぶことができ、採用される確信を持って申請書を書き進められるようになりますよ。
給付型奨学金は、多くの大学生/大学院生が獲得するチャンスのある「大学生だからこそ」利用可能な金銭獲得制度の一つです
給付型奨学金がもらえる確率を上げる方法
それでは早速、複数の奨学金申請を100%通してきた経験をもとに、奨学金をもらう確率を上げるためのコツを紹介していきます。
コツ①:申請タイミングを逃さない!
奨学金をもらえる確率を上げるコツの1つ目は「申請タイミングを逃さないこと」です。
なんといっても、まずは申請しないことには給付奨学金獲得の可能性はありません。
定期的に募集を確認し、適切な時期に適切な奨学金に申請できるよう準備を進めていくことが重要です。
特に、以下のタイミングでの募集確認は忘れないようにしましょう。
- 時期:2月~6月、9月~11月
- 学年:学部1年生、修士1年生、博士1年生
この学年に該当しない人でも対象となる給付奨学金は多数あります。
特に給付期間が1年間に設定されている奨学金は対象学年が広く設定されており、なおかつ併給制限も緩くなっている場合が多いので、2つ目の奨学金としてオススメです
コツ②:作文や小論文をしっかりと作り込む(応募理由/将来の夢/自己PRなど)
奨学金をもらえる確率を上げるコツの2つ目は「作文や小論文をしっかりと作り込むこと」です。
奨学金の申請書では、「申請理由」をはじめとした作文を提出することが要求される場合がほとんどです。
これまで私は多くの人の奨学金申請書を見てきましたが、この作文の出来栄えによって採用の可能性が大きく変わると感じています。
どんな文章だと高く評価してもらえるんでしょうか?
奨学金の申請書では、主に以下の4点を押さえた文章を作ることができれば、採用の確率を高めることができます。
- あなたの持っている将来の夢・想い
- 勉学や研究を続けたいという強い意志
- 経済的に困窮している理由(特に未来の環境変化やこれ以上収入を増やせない理由)
- 『財団が求める人物像』に合わせた経験や想いを入れ込む
まず第一に意識しておくべきことは、奨学金財団はただ単に貧乏な学生にお金を渡したいわけではないということです。
このような将来有望な学生に対し経済的な支援をするのが奨学金財団の目的になります。
ひたすらお金が無いことをアピールしたり、逆に自分のやりたいことばかり語りすぎている申請書も見てきましたが、やはりこのような申請書ではなかなか書類審査を通過できていませんでした。
以下の記事で、奨学金応募理由の例文を詳しく紹介しています。
また、奨学金申請書についての多くのお問い合わせ受け、奨学金申請書添削サービスをはじめました。
本サービスでは、個別に作文修正・アドバイスをおこなっています。
依頼者様の状況を詳しくヒアリングした上で、私自身が奨学金募集要項を読み込み、文章の修正やリライト、アドバイスをおこないます。
- ゼッタイにこの奨学金を勝ち取りたい!
- GPAは低いけど、少しでも採用確率を上げたい!
このような強い希望を持っている人は、奨学金添削サービスの詳細情報を確認し、ぜひ利用を検討してみてください。
コツ③:将来の夢を熱弁する(全ての小論文・面接の土台)
奨学金をもらえる確率を上げるコツの3つ目は「将来どんな人間になりたいか熱弁すること」です。
奨学金の申請では、作文や小論文、面接など、あなた自身の想いを伝える場面が多々あります。
例えば、小論文では以下のようなテーマが設定されている場合があります。
- あなたが理想とする「研究者像」について、◯◯文字以内で述べなさい
- 現在の社会情勢に対して、あなたが思うことを◯◯文字程度で記載してください
- 財団活動報告〇〇年版を見て、感じたことをご記入ください
このような小論文テーマや面接の際には、必ずあなたの将来の夢や希望を絡めて話すことをおすすめします。
先程もすこし述べましたが、奨学金財団は単に貧乏な学生にお金を渡したいわけではありません。
このような将来有望な学生に対し経済的な支援をするのが奨学金財団の基本方針になります。
財団の目的にあった学生だと審査員に認めてもらうために、将来社会の役に立つ人間になりそうな、夢を持った若者であるというアピールが重要になるのです。
現状は気にせず未来の理想的な自分を語ることができればOKですよ
コツ④:募集要項をしっかりと読む
奨学金をもらえる確率を上げるコツの4つ目は「募集要項をしっかりと読むこと」です。
募集要項には申請を通すためのヒントがふんだんに含まれています。
一例を紹介しましょう。
公益財団法人 日揮・実吉奨学金では、年額30万円の給付型奨学金を毎年募集しています。
この募集要項を見ると、以下のような記述があります。
- 「健康かつ学業優秀でありながら」
- 「経済的理由のため就学が困難な者」
- 「当会の奨学金を過去に受給した者は除く」
- 「将来社会に貢献しうる人材を育成する」
やる気があることをアピール
「健康かつ学業優秀でありながら」という記述からは大学を留年、中退することなく通い続ける人が欲しいのだと読み取れます。
大学での勉学に対してやる気があり、かつ健康的にも何も心配する点がないことをアピールすることで高く評価されます。
「学業優秀であり」とありますが、これは学部主席を取るようなトップレベルの人のみを意図しているわけではないことに注意しましょう。
本当に優秀な学生だけが欲しい場合は学力基準(GPA)が数値で示されていますので、自分が学力制限で足切りされていなければ臆することなく申請してみましょう。
経済的に苦しいことを切実に訴える
「経済的理由のため就学が困難な者」という記述に対しては、自分が~の理由で経済的に苦しんでいて、どうしても奨学金が必要であることを切実に訴えることで高い評価点をもらえます。
経済的困窮度を訴える際の理由としては、例えば以下のような事情が挙げられます。
- 父子家庭、母子家庭のため
- 親がパートやアルバイトで収入が低いため
- 親が仕事をクビになったため
- 祖父母の介護費用負担が大きいため
- 兄弟姉妹が大学や高校に通っており学費の支出が難しいため
- 来年以降の留学費用を貯めたいが、自分のアルバイトはこれ以上増やせないため
- アルバイトをせず研究活動に専念したいため
これらの事情を適宜組み合わせて奨学金受給の必要性をアピールしましょう
将来性のある人物であることをアピール
「当会の奨学金を過去に受給した者は除く」
「将来社会に貢献しうる人材を育成する」
この2つの繋がりは想像しづらいかもしれませんが「財団の取り組みをより多くの人に知ってもらいたい」という意図だと読み取れます。
「重複なく給付奨学金を支給し続けることで、より多くの大学生に当財団の制度を知ってもらえる」
「将来的に有名な人物になった奨学生が制度を広めてくれることで、さらに取り組みの社会的認知度が向上する」
ということですね。
ですので、申請者であるあなたは、将来有望な人物であることをアピールすると採択されやすくなります。
このように、募集要項に記載されている文言を1つずつ噛み砕いて理解することで、支給団体の求める人物像、つまりどのような申請書を書けば通過しやすくなるのかヒントが浮かび上がってくるのです。
とはいっても、財団の意図を汲み取りながら自分の小論文を書いていくのはハードルが高いです…
コツ⑤:成績(GPA)を可能な範囲で上げておく
奨学金をもらえる確率を上げるコツの5つ目は「成績(GPA)を可能な範囲で上げておくこと」です。
奨学金の審査項目の一つとして、ほとんどの財団で成績はチェックされますので、GPAはできる限り上げておきたいです。
中にはGPAを足切りに使用している奨学金もありますので、選択肢を増やすという意味でもなるべく良い成績を取っておきたいですね。
私はそんなに頭が良くないから厳しいです…
私が9年間大学に通う中で気づいたことですが、成績が悪い学生は決して地頭が悪いわけではなく「規則正しい生活ができてない」ことが原因であることが多いです。
私もそうでしたが、アルバイトや飲み会で夜型の生活になり、授業に遅刻・欠席したり、勉強の時間が十分に取ることができず成績が悪化してしまうのです。
しかし、大学生が夜型の生活になってしまうのは大学生ならではの環境要因が大きく、半分しょうがない部分もあります。
そんな大学生が朝型習慣に切り替えるためのコツとして以下の方策をオススメしています。
- カーテンの自動開閉で朝日を浴びよう
- エアコンのタイマー機能を活用する
- スマートウォッチのバイブレーションアラーム
- 朝活の楽しみを見出す
- 22時以降のアルバイトをしない
- アルバイトをしない生活にしてみる
- 枕元にメモ帳を置いておく
- 深夜はSNSの通知をオフにする
引用元の記事では、大学生が夜型習慣になってしまう根本的な理由とその改善策をくわしく解説していますので、「どうしても朝起きられない!」という人は是非参考にしてみてください。
と、ここまで「成績を上げるべし!」という説明をしてきましたが、”採用確率を上げる”というゴールに対しては正直成績はそこまで気にしなくてもいいです。
成績で足切りされる奨学金は、最初から応募しなければいいだけですからね
採用確率を上げるためには、成績よりもコツ②などで解説した応募理由や将来の目標などの作文のほうが何倍も重要となります。
自分の応募できる奨学金の選択肢を増やすという意味で、できる範囲でいいのでGPAは引き上げておきましょう。
コツ⑥:複数の奨学金に応募する!
奨学金をもらえる確率を上げるコツの6つ目は「複数の奨学金に応募すること」です。
最後に、複数の奨学金への申請を強くおすすめします。
数を撃てば当たる可能性も高くなるということに加え、申請書を書くうちに自分の中で作成のコツが掴めてブラッシュアップされていきます。
記入事項が被っていることも多く、コピペで負担感を減らすことも可能です。
給付額が大きな修士や博士向け奨学金であれば、複数の財団から月額20~30万円を超える高額な奨学金を得ることも十分に可能性があります。
初任給を軽々超えるようなお金を貰いながら学位も取れるなんてオトクでしかないですよね
奨学金の種類~給付型と貸与型~
さて、ここでもう一度奨学金の種類についての理解を押さえておきましょう。
大学生、大学院生が利用することのできる奨学金には大きく分けて以下の3種類があります。
それぞれの概要を順に説明していきますね
種類①:貸与型 [有利息] 奨学金(要返済)
まず、貸与型 [有利息] 奨学金について説明します。
貸与型 [有利息] 奨学金は、在学中に借りた金額に一定の利息をつけて卒業後に返済する形の奨学金です。
日本学生支援機構の第二種奨学金が有名ですね。
卒業後に利息を付けて返済しなければならないため、本ブログでは基本的におすすめしていません。
数百万円の借金に加え、数十万円の利息が上乗せされる場合もあり、学生への負担感は非常に大きくなります。
私も「奨学金」と言えばこのイメージです。あまり良い印象はありませんね…
就活が上手くいかなかったり中退するなどして大学卒業後に返済不能に陥ってしまう学生も多く、長年大きな社会問題となっています。
国の奨学金を返せず自己破産するケースが、借りた本人だけでなく親族にも広がっている。過去5年間の自己破産は延べ1万5千人で、半分近くが親や親戚ら保証人だった。
出典:奨学金破産、過去5年で延べ1万5千人 親子連鎖広がるー朝日新聞デジタル
他の教育ローンなどに比べると利息が少なく設定されていますが、将来の自分の負担を減らすためにも可能であれば利用したくない制度です。
種類②:貸与型 [無利息] 奨学金(要返済)
次に、貸与型 [無利息] 奨学金を紹介します。
こちらも卒業後に返済する必要はあるものの、無利息で借りられる奨学金になります。
借金にはなってしまいますが、利息がつかない分、負担感の少ない奨学金となります。
返還免除制度がある場合も
また、無利息の貸与型奨学金で最も有名な日本学生支援機構の第一種奨学金では、大学院生向けに返還免除制度を設けています。
大学院で第一種奨学金の貸与を受けた学生であって、貸与期間中に特に優れた業績を挙げた者として日本学生支援機構が認定した人を対象に、その奨学金の全額または半額を返還免除する制度です。
出典:特に優れた業績による返還免除ー独立行政法人日本学生支援機構
大学院在籍中に多くの業績を獲得すると、修士で最大210万円、博士で440万円の返済が免除されます。
この奨学金返還免除で数百万円ものお金を手に入れられる可能性があるため、生涯年収やスキル獲得に大きなメリットがある大学院進学の負担を軽減してくれますよ。
次の章で紹介する給付型奨学金との併用が可能な場合も多く、大学院生は積極的に狙うことをおすすめします。
種類③:給付型奨学金(返済不要)
最後に給付型奨学金を紹介します。
給付型奨学金はその名の通り、大学を卒業しても返済する必要のない奨学金となります。
大学に通っているだけでお金が貰えてるなんてそんな話あるんですか…?!
私が大学に入学した10年くらい前には、まだまだ給付型奨学金の種類は少なかったのです。
しかし最近では「大学での高等教育も貧富の差を気にせず受けられるようにするべき」という論調が強まったことで、日本学生支援機構を始め多くの種類の給付型奨学金が出てきています。
現在、大学・短大への進学率が5割を超え、その半数以上の大学生(昼間部)が奨学金を利用している。しかし、卒業後の返済負担は大きく、政府は2017年度から返還不要の給付型奨学金を創設する。
出典:「給付型奨学金」に期待-「貧困の連鎖」止める教育機会の平等を!ーニッセイ基礎研究所 研究員の眼
給付型奨学金を獲得することができれば、以下のようなメリットを受けることができます。
- 無理なバイトをしなくて済む
- 朝型習慣を手に入れられる
- 日常生活を豊かにできる
- 成績(GPA)が向上する
- 多くの金銭獲得制度に採用されやすくなる
- 就職活動で優良企業から内定をもらえる
給付型奨学金は「大学生だからこそ」利用できる金銭獲得制度の中でも最も優れた制度です。
本記事で紹介する申請のコツを掴み、是非積極的に申請してみてください。
\給付型奨学金や教科書高価売却など!/
給付型奨学金の選び方
ここまでで、奨学金の3つの型である貸与型[有利息]、貸与型[無利息]、給付型についてどのようなものかお分かりいただけたかと思います。
最後に、どのような基準で奨学金を選んでいけばよいか紹介していきます。
選び方①:奨学金担当課のHPで奨学金情報を確認
募集している奨学金はどこで調べたらいいのですか?
奨学金は対象大学、学部が限られている場合も多いため、まずは自分が通っている大学の奨学金担当課のホームページを見てみることをおすすめします。
前年度のリストも併せて載せている事が多いので、現時点で応募していなくても来年度に備えて準備をしておくこともできますよ。
特に2月~6月にかけて多くの募集が行われていますので、逃さずチェックしましょう。
本ブログでは、これから奨学金を選ぼうと考えている学生のために、主な給付型奨学金を一覧で紹介しています。
ただし、申請締め切りや申請対象者は大学によって異なる場合が多いので、必ず自分が在籍している大学の奨学金担当課HPもあわせて確認してください。
選び方②:自分が対象となる奨学金を絞り込む
まずはあなたが対象となる奨学金をリストアップしましょう。
「対象条件を見るなんて当たり前だ」と思われるかもしれませんが、条件見落としで申請書が受理されないこともしばしばあるのです。
対象として指定される項目としては、例えば以下のようなものがあります。
- 学部、研究科、研究分野
- 学年
- 世帯の所得制限
- 成績(GPA)
- 出身地
学年
大きな選別ポイントとして「学年」が挙げられます。
基本的には、次年度に学部1年生、修士1年生、博士1年生になる人を対象とした奨学金が多いです。
ただ、それ以外の学年でも高額な給付奨学金は多くありますので、諦めずに自分が該当するものを探してみましょう。
所得制限
「所得制限」では経済困窮者を対象としたものが多いですが、その基準が緩かったり一切制限無しという奨学金も珍しくありません。
逆に、家が貧しくて…という人は家計基準のお陰で競争率が低い奨学金も多いので、是非そういった所得制限のある奨学金を狙っていきましょう。
成績(GPA)
多くの給付型奨学金で成績(GPA)は審査条件に入っています。
ただ、成績が低かったら必ず通らないということではありません。
審査ポイントの一つとして成績も考慮されますが、それよりも重要なのは募集要項を読み込んであなたのやる気と将来性をアピールすることです。
中には、GPAが低いと足切りされてしまうものもありますが、そのような奨学金は募集要項に書いてありますので自分が非該当であれば最初から申請しなければよいだけです。
目安ですが、GPA最大点数の半分以上取れていれば、かなり多くの奨学金で成績によって足切りされることはありません。
少しでもチャンスのある奨学金には積極的に挑戦していきましょう。
出身地
最後に「出身地」についてですが、都道府県や市町村を限定した募集がいくつか存在します。
必然的に競争率も低くなりますので、自分の出身地が該当する場合は是非申請してみましょう。
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選び方③:支給条件(金額・期間)の良い奨学金を選別
次に支給金額が多く支給期間が長い奨学金を探しましょう。
基本的には給付型のみに絞って確認を進めると良いですね
支給金額としては、毎月1万円程度のものから10万円を超えるものまで様々あります。
月ごと、2月ごと、年一括払いなど様々な支給形態があるので、その中で支給総額が多い奨学金を狙っていきましょう。
支給期間としては、1年間限定のものから最短修業年限(4年制大学の1年生であれば4年間)で指定されているものまであります。
基本的には長期間安定して支給してもらえる奨学金を狙いましょう。
ただし、単年度奨学金は比較的高額な支給額が設定されている場合もあるので、特に現在大学2年生以上の方はこちらを狙ってみるのも良いですね。
選び方④:併願/併給が可能かを確認する
最後の奨学金選別ポイントとして、併給、併願が可能か事前に確認しておきましょう。
さて、ここまでで少なくとも1つは自分にあう奨学金が見つけられたのではないでしょうか?
各奨学金は申請時期が限られていますので、なるべく多く申請を出して通過確率を上げことをオススメしています。
複数申請しておくことで、2つ以上の給付奨学金獲得の可能性も出てきます。
ただし、奨学金によっては複数の奨学金を受給することが不可のものや、同時に複数の申請を出すことができないものもあります。
複数の申請を出そうと考えている人は、併給、併願が可能か事前に確認しておきましょう。
【まとめ】給付型奨学金で充実した大学生活を!
本記事では、大学、大学院で貰える奨学金の選び方や、申請書を通すためのコツを紹介してきました。
地方国立大学、中堅私立大学のような比較的入学偏差値の低い大学では、学内の競争相手が少ないために奨学金獲得が有利となる場合もあり、多くの人にチャンスがあります。
本記事で紹介した申請のコツを押さえ、給付型奨学金獲得に繋げて欲しいと思います。
本記事では給付型奨学金を利用した「お金の増やし方」を学びましたが、「お金の守り方」となる節約も併せて実践することをおすすめします。
「資産を増やすのは社会人になってから…」と諦めず、大学生のうちにできるだけ多くの資産を築いていきましょう。
在学中に500万円を超える貯蓄も夢ではありませんよ
給付型奨学金や節約によって経済的な余裕が出てくると、勉強や研究、就職活動などにさらに集中して取り組むことができ、成果稼ぎの好循環を作ることができます。
「大学生だからこそ」利用できるサービスや制度を有効活用して、充実した大学生活にしていきましょう。
以上で、大学・大学院で貰える奨学金の種類や申請書を通すためのコツの解説は終わりです。
ご不明点等有りましたら、お気軽にツイッター「@Washimaru_UNIV」までご質問ください。
お疲れ様でした!
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